風水害に備える

更新日:2020年04月01日

風水害の基礎知識

 台風や豪雨は、襲来時期や規模をある程度予想することができます。日頃から天気予報に気をかけ、注意が必要なときは、テレビやインターネットで最新の情報を収集するようにしましょう。

雨の強さと降り方

1時間雨量(ミリ)

予報用語

人の受けるイメージ

災害発生状況

10以上~20未満

やや強い雨

ザーザーと降る

跳ね返りで足元がぬれる。この程度の雨でも長く続く時は注意が必要。

20以上~30未満

強い雨

どしゃ降り

傘をさしていてもぬれる。側溝や下水、小さな川があふれ、小規模の崖崩れが始まる。

30以上~50未満

激しい雨

バケツをひっくり返したように降る

  • 傘は全く役に立たなくなる。山崩れ・崖崩れが起きやすくなり危険地帯では避難の準備が必要。
  • 都市では下水管から雨水があふれる。

50以上~80未満

非常に激しい雨

滝のように降る(ゴーゴーと降り続く)

  • 都市部では地下室や地下街に雨水が流れ込む場合がある。
  • マンホールから水が噴出する。
  • 土石流が起こりやすい。
  • 多くの災害が発生する。

 80以上

猛烈な雨

息苦しい圧迫感、恐怖を感ずる

雨による大規模な災害が発生するおそれが強く、厳重な警戒が必要。

風の強さと吹き方

平均風速(メートル毎秒)

予報用語

建造物の被害

10以上~15未満

やや強い風

風に向って歩きにくくなる。傘がさせない。取り付けの不完全な看板やトタン板が飛び始める。

15以上~20未満

強い風

風に向って歩けない。転倒する人もでる。ビニールハウスが壊れ始める。

20以上~25未満

非常に強い風(暴風)

しっかりと身体を確保しないと転倒する。シャッター(鋼製)が壊れ始める。風で飛ばされた物で窓ガラスが割れる。

25以上~30未満

非常に強い風(暴風)

立っていられない。屋外での行動は危険。ブロック塀が壊れ、取り付けの不完全な屋外外装材がはがれ、飛び始める。

30以上

猛烈な風

屋根が飛ばされたり、木造住宅の全壊が始まる。

平常時の備え

雨が強いとき

屋内では

床下、床上浸水の危険があります。家具や貴重品などを2階へ移動させましょう。

車の運転中は

豪雨で視界が悪く、操作ができなくなることもあります。
水が少ない場所を選び、ゆっくりと高台に避難しましょう。浸水でエンストしたときは、無理な再始動はやめましょう。

海辺では

急な増水や土砂災害の危険があります。川には、近づかず、すぐに避難しましょう。

風が強いとき

屋内では

風圧や飛来物で窓ガラスが割れ、破片が吹き込む危険があります。
内側からガムテープを×(バツ)にはり、カーテンを閉めておきましょう

路上では

看板が飛んだり、街路樹が倒れたりする危険があるので、近くの建物の中に避難しましょう。
ただし、大雨を伴う場合は、地下室等には、逃げ込まないようにしましょう。

海辺では

海への転落や高波、高潮に巻き込まれる危険があります。すぐ高台に避難しましょう。

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