土砂災害に備える

更新日:2020年04月01日

土石流災害とは

 山腹、川底の石や土砂が長雨や集中豪雨などによって一気に下流へと押し流されるものをいいます。 その流れの速さは規模によって異なりますが、時速20~40キロメートルという速度で一瞬のうちに人家や畑などを壊滅させてしまいます。

チェック項目

  • 近くに土石流危険渓流がないか。
  • 近くの渓流にかつて土石流のでたなどの話はないか。
  • 渓流の勾配が急で、とくに大量の土砂が堆積してはいないか。
  • 河床に中・高木が育っていない、転石に苔がない渓流ではないか。
  • 上流の山地に崩壊地、裸地が多くみえないか。

がけ崩れ災害とは

 地中にしみ込んだ水分が土の抵抗力を弱め、雨や地震などの影響によって急激に斜面が崩れ落ちることをいいます。 がけ崩れは、突然起きるため、人家の近くで起きると逃げ遅れる人も多く死者の割合も高くなっています。

チェック項目

  • 近くに急傾斜地崩壊危険箇所はないか。
  • 傾斜地の角度が30°以上、または、上部が張出したりしてはいないか。
  • がけに浮石や割れ目、あるいはわき水や落石などがないか。
  • がけの頂上付近に新しい亀裂ができていないか。
  • 斜面上にある物(道路、樹木など)が変形したり、移動していないか。

地すべり災害とは

 斜面の一部あるいは全部が地下水の影響と重力によってゆっくりと斜面下方に移動する現象のことをいいます。 一般的に移動土塊量が大きいため、甚大な被害を及ぼします。また、一旦動き出すとこれを完全に停止させることは非常に困難です。 我が国では、地質的にぜい弱であることに加えて梅雨あるいは台風などの豪雨により、毎年各地で地すべりが発生しています。

チェック項目

  • 近くに地すべり危険箇所の標識はないか。
  • 緩い傾斜地の傾斜が一様でない、(等高線が少なく不揃い)地形ではないか。
  • 斜面に生えている立木が曲ったり、不揃いになってはいないか。
  • 耕作が放棄され、雑草が生えた棚田になってはいないか。
  • がけの上部などに滑った跡のような滑らかながけはないか。

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