タイ王国の名門校チュラローンコーン大学附属小学校との姉妹校提携を更新

上毛町と「チュラローンコーン大学附属小学校」は、平成29年8月に締結した姉妹校提携の5年間の期限を迎えるにあたり、令和4年8月23日（火曜日）、チュラローンコーン大学附属小学校において、新たに5年間を期限とする姉妹校提携の調印式を行いました。

チュラローンコーン大学附属小学校と上毛町の4つの小学校は、チュラローンコーン大学のスリン名誉教授が架け橋となり、平成27年度から交流が始まりました。

主な交流事業として、上毛町の6年生児童がタイに渡航してチュラローンコーン大学附属小学校の6年生と交流する「渡航研修」（上毛町からはこれまでに4回103名の児童が渡航）、チュラローンコーン大学附属小学校の5年生児童が訪日して上毛町の5年生児童と交流する「訪日事業」（チュラローンコーン大学附属小学校からはこれまでに5回122名の児童が訪日）を行っています。また、学校での交流以外にもそれぞれの訪問先において、ホームステイや社会見学を行い、互いの文化や生活様式、習慣の違いなど、異文化交流・体験を行ってきました。

こうした相互訪問による学校交流やホームステイなどの実績が実を結び、平成29年8月に最初の姉妹校提携を締結しました。

令和2年以降、新型コロナウイルス感染症の影響により、相互訪問による交流は実施困難な状況が続いていますが、こうしたコロナ禍にあっても、ビデオメッセージで励まし合ったり、ICTを活用して両国の文化を紹介し合う活動や合同演奏会を行ったりして、自国にいながらの交流を継続・充実させることで友好の絆を深めてきました。

これまでの交流により築かれた信頼関係のもと、姉妹校提携の更新を新たな出発点として、今後は教育分野の交流を発展させるとともに、環境問題をはじめ観光・産業振興等に関しても、幅広くアイデアを持ち寄り意見交換することで、今以上に充実した交流につなげていきたいと考えています。
そして、いつまでも互いが切磋琢磨しながら共に成長し、子どもたちの交流が大人になってからも継続していくことにより、互いの友好関係が一層深まり、より強い絆で結ばれていくことを期待しています。

▲共に写真左から
チュラローンコーン大学 名誉教授 スリン・ポンスパサミス氏
上毛町長 坪根 秀介
チュラローンコーン大学 教育学部長 シリデーチ・スチーワ氏
チュラローンコーン大学附属小学校 校長 パッチャリー・ウォラチャラットランシー氏