新年度を迎えて

更新日:2020年04月01日

 平成30年度が始まり4月も半ばとなり、わが上毛町でもこの春から4名の新人職員を迎え気持ちも新たに業務に取り組んでいます。
 新年度初日には、毎年新しい年度に臨む心得などを訓示として私から職員に対して行っています。
 今回は私が上毛町職員としてあるべき姿、職員たるものこうあって欲しいと思うことを7カ条にまとめ、職員へ訓示しましたので、その内容をご紹介したいと思います。

上毛町職員 心得 7ヶ条

一、 責任と熱意
 熱意とは、自分が全責任を負うという覚悟で臨むこと。維新のときの政治家や実業家には熱意が強くあったからあれだけの仕事ができたと言われています。
 現在においては、命を狙われることもない訳で、もし仮に熱意と努力が実らなかったとしてもそれは失敗ではなく成功の為の布石です。責任は上司がとりますのでしっかり熱意を持ち続けて業務にあたること。

一、 煙たがられてこそ本物
 状況や相手といった周囲に惑わされるのではなく、筋を通すことで煙たがられる場合もあるわけですが、そこを敢えて姿勢を貫くことで自分の覚悟も決まり、本当の仕事ができるようになる。

一、 臭い物は外へ
 臭い物に蓋をしても問題を先送りにするだけで問題の解決とは程遠く、いつかは始末しなきゃならない時がやってくる。
 それを隠すのではなく、はっきりとさせる事で将来や再発防止といった真の解決に繋がるので問題は即解決を基本に対応すること。

一、 弱気を助ける
 強気をくじき弱気を助ける精神を持ってほしい。
 真の強さとは、いじめることではなく弱きを助ける勇気を持つこと。
 子ども達は大人の背中を見ています。上毛人たる者、その模範となるべく、勇気や男気をもつこと。

一、 プリンシプルを持て
 原理、原則(規則、基本的な決まり)にもとづく言動に徹すること。
 人間社会の道徳、倫理を基準として人として正しいものを正しいままに貫いていこう。正しい判断基準を持っていれば未知の世界に飛び込んでも決してうろたえたりはしないのです。プリンシプルのあるブレない軸を持つこと。

一、 数をたのむな
 意見を言いたい人は堂々と個人の資格で物申すべし。
 誰が何と言おうがまわりを巻き込むのではなく、信念を持って自分の思いで発言し、伝えること。
 そうすれば必ず道は拓ける。

一、 歴史に学ぶ
 自分ひとりの経験などというものは、たかが知れているわけで、それだけに頼って思い込むのは偏見と片寄りを生むだけです。
 歴史は様々な失敗から成功まで教えてくれます。
 まさに愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶの精神で臨むこと。

 ごく当たり前のことばかりではありますが、上毛町職員として、住民の皆さんの視点に立ち、常に自分に問いかけながら日々の業務に取り組んで欲しいと思っています。

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