「広島・長崎爆心地中間点上毛町ー未来へつなぐ平和の架け橋事業」

更新日:2020年04月01日

広島・長崎爆心地中間点上毛町―未来へつなぐ平和の架け橋事業 「平和記念式典」

 令和元年9月21日(世界平和の日)、「広島・長崎爆心地中間点上毛町-未来へつなぐ平和の架け橋事業」平和記念式典を上毛町のげんきの杜において開催しました。
 この事業は、広島東南ロータリークラブが創立60周年の記念事業を企画している際に、実行委員長の錦織亮雄さんが爆心地の中間点に着目し、気象庁の協力を得て、中間点が上毛町であることが分かったことに始まります。町では、錦織さんの切なる思いに打たれ、恒久平和の願いを世界に発信する新たな拠点になることを決意し、町内の大池公園に両市の被爆樹木2世を植樹しました。
 式典には、松井広島市長、田上長崎市長をはじめ多くの来賓の方を迎え、原爆死没者に黙とうをした後、町長が「広島・長崎爆心地中間点上毛町平和宣言」を行い、世界の恒久平和の願いを発信する新たな拠点となり、核兵器廃絶と平和な世界の実現を誓いました。

広島・長崎爆心地中間点上毛町平和宣言
千羽鶴を持った広島市長と長崎市長の間に町長が立ってステージ上に並んでいる写真

千羽鶴は、住民の皆様をはじめ多くの方々のご協力により7000羽が集まり、広島市長、長崎市長に3500羽ずつ贈られました。遠くは青森県から千羽鶴を送っていただいた方もいらっしゃいました。皆様ご協力ありがとうございました。

男子生徒3名と女子生徒1名がステージ上に並び平和の誓いを発表している写真

代表児童による「平和の誓い」では、それぞれの将来の夢を発表し、子供たちが夢や希望をもてる平和な世界になってほしいと願いを伝え、これから先、互いに力を合わせ平和を築く一人になることを誓いました。

被爆者の錦織 亮雄さんが壇上に座ってスクリーンを見ながら講演している写真

小学校2年生の時に被爆された広島東南ロータリークラブ錦織 亮雄さんが、原爆が投下された広島の様子や亡くなられた家族のことなど涙ながらに語っていただきました。

子供たちがぼろぼろの衣装を着て原爆投下後の姿で平和創作劇をしている写真

I PRAYは、広島に投下された原子爆弾の悲劇と、復興に向けて立ち上がる人々の平和を願う姿を演じ、平和の尊さと大切さを訴えてくれました。

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