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護摩壇

印刷用ページを表示する 掲載日:2012年12月25日更新

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護摩壇 (ごまだん)

 日本三大修験道場「英彦山六峰」の一つであった松尾山医王寺に関連する遺構で、文化二(1805)年に造られたものと考えられています。壇は上・中・下の三段で構成されており、中・下二段は安山岩の自然石を組み、上段は八個の花崗岩を扇形に加工し、三重の円形に組み合わされています。中央には一辺30cmの方形な炉を設け、「護摩壇藤之坊」と刻まれた宝珠付の蓋石が乗せられています。
 護摩は梵語(サンスクリット語)で「ホーマ」といわれ、焚煙や火炎と訳します。智慧の炎をもって煩悩の薪を燃やすという意味で、乳木(薪)を燃やしながら仏を念じ、呪符を投げ入れ、立ち上る煙の色や形を通して種々の判断や祈念をしました。
 護摩壇は密教寺院や修験道には欠かせないもので、通常は屋内に設けられていますが、松尾山のものは屋外に設置されていることから、外護摩と呼ばれています。

(昭和46年2月18日 県指定有形民俗文化財)

 

護摩壇の写真